こちらは部屋全体の装飾が琥珀で出来た「琥珀の間(Amber Room)」です。第二次世界大戦中にドイツ軍に琥珀が持ち去られたのですが(後にドイツ管理下の時に英空軍の空爆で全て消滅)、新しい琥珀を使って復元されました。
エカテリーナ宮殿は、ピョートル1世(Peter the Great)の后であった、第2代ロシア皇帝エカチェリーナ1世(Catherine I of Russia)が、夏の避暑用離宮として作らせたものですが、娘の第6代ロシア皇帝となったエリザヴェータ(Elizabeth of Russia)が改築し直しています。現地ガイドによると、最初の建築部分は殆ど残っていないそうです。
琥珀の間は典型ですが、宮殿は第二次大戦でかなり破壊され修復していて、新築したかのような状態で見る事ができます。しかし、見学コースの途中にも未修復のスペースは多くありました。完全に修復できたら壮大な宮殿になるでしょう。
琥珀の間は典型ですが、宮殿は第二次大戦でかなり破壊され修復していて、新築したかのような状態で見る事ができます。しかし、見学コースの途中にも未修復のスペースは多くありました。完全に修復できたら壮大な宮殿になるでしょう。
エカチェリーナ1世は宮殿内に生活臭を伴う部分を嫌ったとかで、当時のバスルームやトイレは別棟に作られています(移動が大変・・・観光用トイレは出入口にあります)。