2007年07月10日

Video Studio 11の試用【その7】プロのテクニックを知る(2)

Video Studio 11の中核機能で、「おまかせモード」で作成された動画の設定内容をみながら、プロのテクニックを知る第2弾として、1つの映像を4分割して各々にエフェクトを施す処理を加える事を試してみました。


まず、「おまかせモード」で2枚の写真からスライドショー用のテンプレート「マルチ01」で動画を作ってみました。それが次のものです。

ポイントは最初から写真本体が出てくるまでの部分で、
・1つの映像を4分割して、各々の分割部分を単色の色違いにする。
・4分割した映像は恰も1つの映像のように動く。
(前回は同じ4つの映像を各々別の色の「デュオトーン」指定する事がポイントでした)

前回と同様に、Video Studio 11の中核機能で「おまかせモード」でできた動画のイメージやエフェクトの属性などをチェックしました。

次の操作をする事によってほぼ同様の動画ができました。

  1. 写真イメージを取り込みます
  2. ストーリーボードに黒のカラークリップを配置
  3. オーバーレイトラックマネージャによって、オーバーレイトラックを複数(#1~#4)に設定
  4. 同じイメージをオーバーレイトラック#1~#4に配置。
  5. タイトルを挿入
  6. オーバーレイトラック#1のイメージに対して、
    ①編集」で、「パン&ズーム」を適用し、「カスタマイズ」でどのように動くかを(今回はデフォルト設定のまま)指定
    ②「属性」で、ビデオフィルタとして「クロップ」を指定。「クロップ」は映像を窓から覗いたような効果を設定します。さらに「カスタマイズ」指定で、オーバーレイトラック#1が4分割面の内で左上であれば、オリジナル映像の左上4分の1だけを表示するようにします。これには、「クロップ」詳細設定で、クリップの開始時点と終了地点での縮小率を指定します。今回は4分割で固定の為、開始時点も終了時点も縮小率は50%×50%。
    ③その他表示する映像部分を枠で指定するなどの処置をする必要があります。
    ④ビデオフィルタで、「デュオトーン」を選択して色を選択。
  7. 同様にオーバーレイトラックn(n=2~4)についても設定

今回は設定操作が複雑なので、操作の基本的な部分だけをキーワードで記述しています。
これによってできた動画が次のものです。


posted by 鎌倉太郎 at 01:09| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用-VideoStudio | 更新情報をチェックする
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