2019年12月18日

捕食を行う真正細菌をパラオ共和国で発見


筑波大学の記事(プレスリリースも参照)によると、原核生物(Protist)でありながら細胞が大きく柔軟で、真核生物(Eukaryote)に特有の機能である食作用(Phagocytosis)に似た捕食(Predation)を行う真正細菌(細菌、Bacteria)を発見しました。



「Candidatus Uab amorphum(ウアブと略)」はパラオ共和国で発見されました。生物の系統はこちらのような大きな分類になります。ウアブは単細胞性の真核生物と同程度の大きさで、アメーバのように柔軟に変形しながら移動します。

生物の系統図.png


細胞内部には真核生物に見られるような発達した繊維状の構造が電子顕微鏡で観察できました。



捕食された生物は細胞内部の膜で区切られた領域に取り込まれ、その中で分解されます。



細菌としては比較的大きなゲノムですが、ゲノム上は真核生物に関係のある遺伝子が殆ど見られません。真核生物の誕生までの歴史解明にヒントが得られるのか、これからの研究に注目です。



posted by 鎌倉太郎 at 10:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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