2007年07月09日

Video Studio 11の試用【その6】プロのテクニックを知る(1)

「おまかせモード」で作成されたものを、「Video Studio 11の中核機能でできた内容の設定をみれば、プロのテクニックが勉強できる」と書きましたが、それを試してみる事にしました。


まず、「おまかせモード」で2枚の写真からスライドショー用のテンプレート「マルチ04」で動画を作ってみました。それが次のものです。



ポイントは最初から写真本体が出てくるまでの部分で、

  • 同じ映像が4面で単色として表示
  • 各4面の映像がパン&ズーム処置されて、4隅にアウトする


「おまかせモード」の最後のステップで、出力する時に「Video Studio 11で編集」を選んで、中核機能を使えるようにします。そこでできた動画をタイムライン上で表示し、イメージやエフェクトの属性などをチェックしました。

次の操作をする事によってほぼ同様の動画ができましたので、ほんの少しですが「プロのテクニック」が判るようになりました。

  1.   写真イメージを取り込みます
  2. ストーリーボードに黒のカラークリップを配置
  3. オーバーレイトラックマネージャによって、オーバーレイトラックを複数(#1~#4)に設定
  4. 同じイメージをオーバーレイトラック#1~#4に配置。
  5. タイトルを中央に挿入
  6. オーバーレイトラック#1~#4の各々のイメージを、画面上で4隅に縮小・移動。その際、
    ・「グリッドラインを表示」指定すると、縮小・移動時の位置付けが楽になります
  7. オーバーレイトラック#1のイメージに対して、
    ①「編集」で、「パン&ズーム」を適用し、「カスタマイズ」でどのように動くかを(開始イメージと終了イメージの2ポイントで)指定
    ②「属性」で、フェード方向の指定、フェードアウトモーション効果をチェック指定。4面の内でそれが左上であれば、フェード方向を左上にアウトする指定
    ③ビデオフィルタで、「デュオトーン」を選択し、イメージにドロップし、色を選択。
  8. 同様にオーバーレイトラックn(n=2~4)についても設定
これによってできた動画が次のものです。


posted by 鎌倉太郎 at 03:46| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用-VideoStudio | 更新情報をチェックする
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