2019年10月15日

土星の驚く衛星軌道


こちらの記事によると、すばる望遠鏡などを使った観測で土星に新たな衛星を20個も発見したそうです。これで土星の衛星の数は 82 となりました。


驚いたのは、発見した衛星の軌道がこちら



同じ様な軌道面でも周回方向が逆というのもあります。土星の衛星の分類として8つあり(こちら)、新発見の衛星はイヌイット群(Inuit group)、北欧群(Norse group)とガリア群(Gallic group)に入ります(ガリア群に入るとされる衛星は不確定)。



木星の最も大きな衛星は水星(Mercury)より大きい「タイタン(Titan)」で、2番目が「レア(Rhea)」です。しかし、殆どは小さく、今回発見した衛星の大きさは5㎞程度だそうです。19世紀までは9個だけの識別でした。近年は探査衛星による発見もあり増えていますが、地上で観測する望遠鏡の高性能化も大きいといえます。土星と地球の距離は、平均公転半径の差を使うとして接近している好条件の場合でも 12億7700万kmあり、5㎞の衛星を認識できるというのは、(宇宙空間での話しと条件は異なりますが)100㎞先の1mm以下のものの存在を確認できるレベルです。


何しろ、土星付近で土星探査機「カッシーニ(Cassini–Huygens)」が撮った地球の映像がこちらの様になります(拡大画像の中央右)。




ラベル:土星の衛星
posted by 鎌倉太郎 at 12:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記-惑星探査 | 更新情報をチェックする
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