こちらの記事によると、超大型望遠鏡VLT(Very Large Telescope)の観測装置「SPHERE(Spectro-Polarimetric High-Contrast Exoplanet Research)」で、先月25日に時速7万km以上で地球まで518万km(月までの距離の約14倍)と最接近した小惑星「(66391)1999 KW4」を撮影しました(こちらの左)。

高速で動くので大分苦労したようです。右はアーティストによるイメージ画像ですが、珍しい二重小惑星(binary near-Earth asteroid)になっています。
大きい方の直径は1.6㎞もあり、もし地球と衝突すれば大災害になりますが、かなり先まで危険が無いようです。この小惑星を発見したのは1999年5月ですが、こちらの「Close approachs」タブの様に次の大接近は2034年5月です。