今回の綺麗な銀河・星雲は、くじら座(Cetus)にある非常に遠方の銀河団(galaxy cluster)「Abell 370」に、宇宙の中ではごく近くにある太陽系小惑星(Asteroid)の軌跡を重ねたハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)による画像です(こちら)。
重力レンズ(gravitational lens)により変形して見える「Abell 370」はこちらで紹介しています。遠方の観測をする為に長時間の露光をする間に、ハッブル宇宙望遠鏡が地球を周回するので、近くの小惑星の軌跡は円弧やS字弧となります。
【改訂】 2024年02月26日 13:15 画像の差替え