2019年03月28日

メキシコ旅行 - テオティワカン遺跡(2日目)


2日目でテンブレケ水道橋に続いては、紀元前2世紀から6世紀まで繁栄した都市遺跡「テオティワカン(Teotihuacan)」でした。



見学したのは神聖域だけで、、「月のピラミッド(Pyramid of the Moon)」、「太陽のピラミッド(Pyramid of the Sun)」「死者の大通り」でした。



先ず各々の配置ですが、「月のピラミッド」(こちらの中央奥)は「死者の大通り」(こちら)の最終地点にあります。




両側手前は神殿でした。



「死者の大通り」はこちらの様に少なくとも4㎞はあります。「死者の大通り」と名付けたのは、12世紀頃に「テオティワカン」を発見したアステカ人でした。アステカ人は両側の神殿を王たちの墓と認識した様です(尤も、発見当時は荒れ果てていて、現在の様に復元された状態ではなかったでしょう・・・)。


中央奥に見えるのが「太陽のピラミッド」です。「死者の大通り」の途中にあるにも関わらずこの地域では最も高い構造物になっています。実は「太陽のピラミッド」と名付けたのもアステカ人で、何を崇めたものなのかは分かっていません。



今回のメキシコ旅行ではピラミッドに登る事がテーマの一つとなっていましたので、神聖な場所ではありますが遠慮なく(?)登らせてもらいました。こちらは「月のピラミッド」から「死者の大通り」を見渡した所です。


最初の写真で分かる通り、階段は3層で見えますが、最初の層まで登頂可能でした。



その階段ですが傾斜が45度ほどで(こちら)、一段の高さが日本でいつも使っている階段で2段分ほどあります(こちら)。






スキー場の45度傾斜面を経験した方は分ると思いますが、上から階段の傾斜に沿って撮ったのがこちら



都市として栄えていた時代は、ピラミッドに登れるのは祭祀を行う神官のみだったでしょう。しかし、当時の人達の背丈は現代人より低かったでしょうから、ロープが張ってある現在と違って、神官といえども階段に両手を突いて登らざるを得ません。つまり、階段の急傾斜は神を祭る神域に敬意を払う構造になっていると云われます。



「太陽のピラミッド」にも登りました。こちらは最上層の1つ手前の層まで登る事ができました。(神殿があったはずの)最上層には禁止規制がかかっていました(こちら)。






その代わりに登れる最終層で周回ができました(こちらこちら)。






中ほどの層での写真も掲載しておきます(こちらこちら)。






posted by 鎌倉太郎 at 12:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください