こちらで紹介した画像を圧縮やフォーマット変換できるWebアプリ「Squoosh」を使うと、これまでデジカメで撮ってブログに(あまり意識せずに)使っていたJpeg画像ファイルが、見た目には表示も変わらないのに4分の1以下に圧縮できる事が分かり、作業上は1ステップ増えますが使うようになりました。
「Squoosh」に関連した「WebP」は、現状Chomeだけでしか表示できないので使えません。しかし、ここ何ヶ月かでFirefoxやEdgeでも使えるようになるとの情報がありますので、そのブラウザ・インストールが多くなればその内に使うようになると思います。
Google社が推進する圧縮の課題では、画像だけでなく以前から、動画の圧縮率向上を目指している「WebM」もあります。動画をブログで使う事は殆どありませんが、「WinX YouTube Downloader」でダウンロードできる動画形式に「WebM」があり、そのファイル・サイズを見るとMP4より(場合によっては20%以上)小さい様ですし、高画質でダウンロードしようとすると「WebM」を選択せざるを得なくなります。
「WebM」はブラウザにドラッグ&ドロップすれば、最新のブラウザなら(IEやEdgeでは不可)再生できます。しかし今回はオフラインでも動画を見たい事が動機なので(ブラウザもオフラインで見られますが・・・)アプリで動作できるかを確認してみました。
Windows10であれば、標準のメディア再生アプリ「映画&テレビ」で再生できました。但し、CPUパワーが必要のようです。MPU「Core i5-2430M」のノートPCでは4Kレベルの動画で60~100%のCPUパワーを使っていて、8Kレベルの動画は再生できません(画面が乱れる)。「Surface GO」ではGPUを装備しているだけあって8Kレベルの動画を再生できますが、GPUは60~80%前後の負荷になっていました。
尚、エクスプローラでアイコン表示指定にしておくと、ファイルをサムネイル表示にします。
プラットフォームが多様で、殆どのコーデックを予め持っていて、再生するだけの操作であれば分かり易い(こちら)。
CPUパワーが必要なのは変わらず、MPU「Core i7-3770」のデスクトップPC(GPU無し)では4Kレベルの動画で10~20%のCPUパワーを使います。8Kレベルの動画では80~90%のCPUパワーを使いますが、映像が乱れて再生できませんでした。
次回には「VLC Media Player」を単純な再生以外でも使ってみたいと思います。
ラベル:WebM VLC media player