2018年09月19日

多様な機能の画像編集ソフト「GIMP(Ver 2.10.6)」を使ってみる(17)


オープンソースで無料で使える画像編集ソフト「GIMP(the GNU Image Manipulation Program、Ver 2.10.6)」を使って、「スタンプで描画」ツールと「修復ブラシ」ツールにより、写真に写っているものを周辺に溶け込ませる処理をします。



普通は写ってしまったゴミのようなものを消し込みたい時に使いますが、今回はこちらに写っているスピーカー横の街灯を無かった様にする・・・かなり大胆な処理を行います。



操作を容易にする為に拡大しておきます(こちら)。




先ず、メニュー「ツール」→「描画ツール」→「スタンプ描画」とし(こちら)、街灯の柱に合わせて少し大きめの円形ブラシを選択してマウスを柱の近くの空部分に置き、Ctrlキーを押下しながらクリックしてスタンプの形状選択とします(こちら)。



マウスを街灯の柱部分において(Ctrlキーを押下しないで)クリックすると、こちらの様に柱が空の色に変わります。



何回か繰り返した結果がこちら




別の部分では白雲が背景にあるので、柱の部分に合わせて、ブラシを若干小さくした上でスタンプ形状を近くの空部分で作ってから(こちら)、電柱部分を消し込んでいきます(こちら)。




これを繰り返して街灯全体を消し込みます(こちら)。




次に、メニュー「ツール」→「修復ブラシ」を選択し、修復箇所の周辺の画素情報も考慮した転写処理を行います(こちら)。操作は「スタンプ描画」と同じですが、特に周辺の色具合に注意しながら行います。結果がこちら




利用した写真はこちらから借用しています。



posted by 鎌倉太郎 at 17:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 体験利用-画像編集ソフト | 更新情報をチェックする
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