2018年08月29日

多様な機能の画像編集ソフト「GIMP(Ver 2.10.6)」を使ってみる(4)


オープンソースで無料で使える画像編集ソフト「GIMP(the GNU Image Manipulation Program、Ver 2.10.6)」の既存機能について、順次使っていく事にします。今回は画像処理をする対象画像の色々な取得方法です。

外部ファイルとして存在する画像ファイルの取り込みは、メニュー「ファイル」→「開く/インポート」でできます。新規の作成する何も描かれていないキャンバスを作るメニュー「ファイル」→「新しい画像」は既に実施してみました。ここでは別の形で存在する画像情報(データ)を使って、画像ファイルとして生成するメニュー「ファイル」→「画像の生成」を使います(こちら)。




最初は「スクリーンショット」です。「スクリーンショット」ウィンドウで取り込む範囲を単一ウィンドウ単位とするか画面全体とするかを指定し、「スナップ」アイコンで開始用ウィンドウ「Select Window」を開いて、「+」を取り込みウィンドウにドラッグします。


単一ウィンドウ単位の場合の例がこちら


画面全体を指定した時の例がこちら


取り込んだ時の画像サイズにより、GIMPウィンドウのサイズが変わる事があります。その際はウィンドウのサイズを変更したり、下部にある画像表示の拡大/縮小率を変更します。

「スクリーンショット」ウィンドウでは「待ち時間」を設定する事ができます。何らかの立ち上がり待ちとかがある場合に有効です。



次がメニュー「ファイル」→「画像の生成」→「スキャナー/カメラ」です。スキャナーのデバイス選択や画像特性の指定などをしてスキャンします(こちら)。


ここはスキャナーのドライバーで変わってくると思います。


結果としてこちらの様に取り込みます。


残念な事に我家の環境ではカメラからの取り込みができませんでした。原因は分っていません。



3つめがメニュー「ファイル」→「画像の生成」→「ウェブページから」です。「ウェブページから画像を生成」ウィンドウでURLを指定します(こちら)。



取り込んだ例がこちら


URLのページ全体を取り込めますが、埋め込みスクリプトなどで動的に表示する部分は、取り込む事ができません。



このような場合はWindowsの「Snapping Tool」やFirefoxが持つ「スクリーンショットを撮る」を使って、クリップボードに取り込んでから、メニュー「ファイル」→「画像の生成」→「クリップボードから」を使います(こちら)


上部には一連の作成した画像サムネイルを表示していますので、それをクリックすればタブ・アイコンの役割をして、直接希望の画像ファイルを表示できます。



posted by 鎌倉太郎 at 12:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 体験利用-画像編集ソフト | 更新情報をチェックする
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