7月31日は火星と地球が「大接近」する日です(こちらを参照)。
約780日(約2年2ヶ月)毎に接近が行われます。太陽から見て地球と火星が同じ方向になる時を「会合(Opposition)」と云い、会合の頃に地球と火星の距離が最も近い時を「最接近(Closest Encounter)」といいます。今回の場合、7月27日が「会合」の時でした(こちらの表「Oppositions of Mars, 1995 - 2037」を参照)。
「大接近」は「最接近」ですが、地球と火星の軌道が太陽に最も近づく時に起きる「最接近」を云います。火星の軌道は楕円で地球はほぼ円形なので、太陽に近い時ほどお互いの距離が短いという訳です。「大接近」は15~17年毎になるので、望遠鏡を近くで使える人にとっては火星を少し大きく見るチャンスです。
一方米国NASAでは次に人間を送り込む遠大な目標を火星としています(月の資源探査などは民間・・・!?)。これまでも周回軌道での探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter)」や火星上で移動する探査車(Mars rover)「キュリオシティ(Curiosity)」を送り、多くの写真を撮影公開してきました(こちらなど)。
本ブログはこちらやこちらなどで紹介しています。
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