携帯用の機器としては、PDA以上に最近役に立っているのがHDD AudioPlayer 東芝製 Gigabeat V30T です。
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2006_05/pr_j3001.htm
スペックはWidowsCEで動き30GB HDD内臓です。3.5型液晶画面を持ちワンセグ対応で録画・再生も可能なので、ワンセグ聴取可能エリアが狭くても電車の中でシッカリ見られます。
ワンセグの聴取可能なエリアは広い様で狭い。
まともに見られるのは、東京23区で言えば山手線の範囲まで。品川駅から鎌倉の方向へ電車が動けばほとんど見られなくなります。しかし、千葉県の内房・金谷港では見られますので、東京タワーから直接電波の届く範囲というのが正解でしょうか。
そこで私は自宅のTVチューナ付きPCで朝4:30からのニュース番組を予約録画して、QVGAサイズの動画に自動変換しておきます。朝出勤の支度をしながらPCからGigabeatへ動画を転送して電車の中でニュースを見ています。QVGAサイズへの自動変換は「Movie to Portable」を使っています。これは指定フォルダに録画データを入れれば自動的に変換処理を開始します。
帰宅時は夕方のニューズ番組を会社内でワンセグの予約録画機能を使って録画しておきます。これを帰りの電車の中で見ます。
ニュース聴取やワンセグ利用だけでなく、PCで録画・編集・QVGA変換をしたTV映画を蓄積しています。通常は録画しておいても時間が無くて家で見られないTV放映の映画を、電車内で(1週間ぐらいかけて)見ることが多くなりました。
Gigabeat V30T はHDD容量もバッテリーも十分満足しているのですが、唯一困るのが、MS Media Player経由のデータ転送でないと保証しない事。他の機器であればフォーマットしても外部ストレージとしての認識をしてくれるのですが、Media Player経由で何らかの「同期」処理をしないといけません。その後であれば通常通り外部ストレージの認識をしてくれます。先日はGigabeatの電源を入れたままでPCにUSB接続したら、全てのHDD上のデータを初期化してしまい(これは不具合だと思いますが・・・)、データ再登録に時間が掛かってしまいました。
最近東芝からGigabeat V401/801が6月1日に発売になりました。
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2007_05/pr_j2801.htm
4.0型ワイドQVGA TFT液晶画面(480×272)となった以外は本質的な違いは無いようです。しかしこのワイドになったというのは、我家のIT環境からすると重要なポイントとなるのです。現状は殆どのもの(機器、ソフト)が4:3画面の世界になっており、動画像を自動変換する「Movie to Portable」からしてワイドに対応できていないのです。
2011年に向けて単にTV関連を新規にすれば良いのではなくて、我家でIT化してきた機器・機能を全て再構成・再確認していく必要があるのです。