第2日は更にリスボンを離れてシントラ(Sintra)に向かい、ポルトガル王室の夏の離宮「シントラ宮殿(Palace of Sintra)」を見学しました(こちら)。
街を見渡せる山腹にあります(こちら、こちら)。
山頂には城壁も見られます(こちらの上部)。離宮は以前にここを治めていたイスラム教徒のムーア人(Moors)支配者の住居でした。
さて早速内部の様子です。
こちらとこちらは晩餐会や舞踏会に使われた「白鳥の間(The Swan Room、Sala dos Cisnes)」です。
こちらとこちらは「鵲の間(Magpie Room、Sala das Pegas)」です。
鵲(カササギ、Eurasian magpie)の絵は、次の『善意でキス』の弁解逸話と関連します。
『ある時、ジョアン1世は女官にキスしているところを王妃フィリパ・デ・レンカストレに見つけられた。王は『善意でキスしたのだ。』と弁解し、フィリパは何も言わなかったが、噂が女官たちの間で広まってしまった。王は、「おしゃべり」という意味のある鳥である鵲を部屋の装飾に用い、かつまたフィリパの実家ランカスター家の紋章である紅バラを描かせた。』(from Wikipedia)
寝室にも飾りタイル「アズレージョ(Azulejo)」を装飾で使っています(こちらとこちら)。
まだ続きますが、次回。