第2日目でリスボンの市街から少し離れたテージョ川(タホ川、Tagus、Tejo)沿いでは、「発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)」と「ベレンの塔(Belém Tower)」に続いて、「ジェロニモス修道院(Jerónimos Monastery)」に行きました(こちら)。
直線距離としては僅かですが、(上下線のある)道路が2本ある間に電車の線路があり、遠回りして線路を越えました。「ジェロニモス修道院」に着いて第一に驚いたのがその大きさ(こちら、こちら、こちら)。
豊富な資金を投入しただけあってさながら宮殿。尤もここでいう修道士は「キリスト騎士団」です。マヌエル様式(Manueline)の最高傑作との事ですが、ヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama)によるインド航路開拓及び、エンリケ航海王子(Prince Henry the Navigator)の偉業を称え、1502年にマヌエル1世(Manuel I of Portugal)によって着工されたと聞けば、歴史的な裏付けや資金状況もポルトガルの黄金期を理解できます。
見学はサンタマリア教会(Church of Santa Maria)と修道院(Monastery)でした。上掲3枚組写真の2枚目・3枚目の豪華な入口が南口ですが、使うのは特別な時だけです。見学では西口から入りましたが、それでもこちらのような装飾です。
西口を入って直ぐの左側にヴァスコ・ダ・ガマの棺を安置しています(こちら)。
内装も特に柱の装飾を中心に豪華です(こちらとこちらとこちらとこちら)。
回廊を含む修道院部分は次回にします。