スペースX社(Space X)のツイートによると、ファルコンヘビー(Falcon Heavy)ロケットはケネディ宇宙センター第39発射施設(Kennedy Space Center Launch Complex 39)から打上げに成功しました(こちら)。
上掲の動画にもある通りサイド・ブースター(Side core)2基の回収にも成功しました。
全体の打ち上げ計画はこちらのアニメーションで示しています(こちらの図も参照)。
但し、100%成功という訳ではなさそうで、第二段ロケットを最後まで付けていた中央のブースター(Center core)の回収は失敗した模様です。
今回の試験打上げで搭載しているのは衛星ではなく、スペースX社のオーナー:イーロン・マスク(Elon Musk)氏の乗用車。運転席には宇宙服を着たダミー「Starman」が座っています。そのライブ配信(こちら)もありましたが、長いので地球を背景とするポイントだけ見るならば、こちらとこちらとこちらとこちらとこちらをご覧ください。
こちらのツイートによるとこの車は火星( Mars)を越えて小惑星帯(Asteroid belt)に達する楕円軌道に乗ったそうです。
Third burn successful. Exceeded Mars orbit and kept going to the Asteroid Belt. pic.twitter.com/bKhRN73WHF
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年2月7日
火星への飛行が目標ですが、今度は火星へ到達する制御機能の確認が必要のようです。