録音を初め音声ファイルの編集もでき、多種の音声形式に対応する多機能なアプリ「Audacity」で、メニュー「エフェクト」にある多数の処理の内これまでのアプリでできたエコーとフェードイン/アウトを確認します。
録音済みの音声ファイルに対して、メニュー「エフェクト」から「エコー」を選択します(こちら)。
エコーの「ディレイ時間」や「減衰ファクター」の指定をします(こちら)。
詳しい各々の説明は省いて、「ディレイ時間」を"0.1"として、プレビューや実行してみてください。「メニュー編集」→「取り消し」(または↶アイコン)で、処理を1ステップ分戻す事ができますから、必要により「ディレイ時間」を増減して、好みのエコー効果を探してください。
範囲を指定しないと全体に対してエコー処理を行います。必要により波形を表示する「トラック」内のドラッグで範囲を指定すれば、その範囲だけをエコー処理を実行します。
次にフェードイン/アウトでは範囲を指定してメニュー「エフェクト」→「フェードアウト」/「フェードイン」を行います(こちら)。
フェードアウトでは範囲終了時点で無音状態になります。
一方音量を少なくしてその間に別の(ナレーションなどの)音声を入れたい場合には、「エンベロープツール」を使います(フェードイン/アウト効果の設定も可能)。マウスのアイコンが変わりますので、屈折点を4カ所設定します(こちら)。
屈折点の内側2つを調整します(こちら)。
これで音量を低下した部分を作る事ができました。
その他多種のエフェクト処理ができますので、必要により幾つか試してください。
ラベル:PC音声の録音アプリ audacity