グーグル地図はある時点の地球の景色をそのまま伝えてくれます。その景色は上空から見ると造型が不思議なものに見えたり、そのものに対する考え方を変えさせるなどの力があります。グーグル地図が捉えた自然とその上の生物・人工物・アクションを載せていきます。今回はアフリカ・モーリタニア(Mauritania)にある直径約50kmに及ぶ環状構造「リシャット構造(Richat Structure)」(こちら)。火山ドームが固まった後に、徐々に浸食されて岩の層が露出したと考えられています。
グーグル地図:
SRTMによる地形学的に再構築した画像
茶色:基盤岩(Bedrock)、黄色/白色:砂(Sand)、緑色:植生(Vegetation)、青色:堆積岩(Sedimentary rock、Salty sediments)で、各波長を色付けしています。
こちらは地球観測ミッション「Sentinel-2」で201年11月に撮った可視光画像と地球観測衛星「だいち(Advanced Land Observation Satellite)」の近赤外線放射計によるデータの合成画像です。

【改訂】 2021年09月26日 13:35 画像の差替え
2021年04月29日 21:30 画像の追加
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