スペースX(SpaceX)社が6月3日(現地時間)、ケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)のLC-39A発射場からファルコン9(Falcon 9)で、国際宇宙ステーション(ISS)への物資を搭載した補給船「ドラゴン(Dragon)」を打ち上げました(こちら)。打上げの瞬間は動画の30秒ぐらいです。
第1段ブースターの切り離しは動画の3分ぐらいです。そこまで映像が撮られているのは、天気の条件が良かったのもあるでしょうが、技術的にも素晴らしい。例によってブースターはケープカナベラル空軍基地にある着陸地点LZ-1に回収しています(着陸の瞬間は動画の8分ぐらいです)が、落下中の姿勢制御の噴射状況も見てとれます。
今回の第1段ブースターは再使用ではありませんが、「ドラゴン」は以前にISSへ物資を運搬した後回収されたものです。第1段だけでなく、他の部分の再利用も始まりましたネ。
再利用にあたっては、十分な確認と改装を行っていると思いますが、その改装割合を知りたいものです。