総務省のこちらのプレスリリースによると、統計データの利活用を更に推進する為に「統計ダッシュボード」を公開しました。
実際にこちらへアクセスすると、新聞の記事などで見かける一般的な統計をグラフとして表示します。
例えば、「失業率と求人倍率」を選択すると、こちらの様に月毎のグラフを示しますが、下部のスライダーを左右に移動すると、統計データのある全期間に亘ってのグラフを見る事ができます。
上掲は「全国」合計の「時系列」ですが、このグラフでは県毎の表示にする事もできます(こちら。他のグラフでは地域別が不可のものもあり)。
ここでもスライダーを移動する事で、特定年・月の県別表示となります。
上部のプルダウン・メニューでは分類した事項でのグラフを見る事ができます(こちら)。
上部のメニューで「データで見る」を選択すると、絞込み検索でcsvデータを入手できます(こちらとこちらを参考)。
この検索で「周期」の既定値は「月」になっています。このまま検索するとデータがない(0件表示)ので、「年」に設定しています。この場合には0件表示で理由が分かりますが、追加の設定で「国名」として「イギリス」を指定した場合は(つまり「イギリスからの訪日宿泊者は?」を知りたい場合)、こちらの表示になります。
統計数値が変わっていません。つまり国別に集計していないという訳です。アメリカなど幾つかの国については、別の「系列名」で集計ができます。統計データ作成者の意図を理解しておく必要がありそうです。