ファイル・フォルダー名の一括変更アプリ「Rexifer」の続きです。
前回に<MD>タグで処理結果のファイルを特定のフォルダに転送しました。今回は処理したファイルを拡張子のカテゴリーや特別な条件で特定のフォルダに振り分けます。
先ず拡張子のカテゴリーによる振り分けです。対象とするのは画像(Jpg)ファイルの他に動画(mp4)ファイル・音声(mp3)ファイル・文書ファイルを含んでいるフォルダです(左下の「ファイル表示設定」で全てのファイル」にチェックを入れる必要がある)。こちらの様に「オプション」の「移動方法」で「拡張子で指定」にチェックを入れます。詳細設定で拡張子のカテゴリー毎に転送先のフォルダを指定し、「適用」をクリックします。
画像ファイル以外ではExif情報がないので、「オプション」の「設定」タブで「Exif情報が存在しないファイルもリネームする」にチェックを入れる必要があります(こちら)。
今回はファイル名のリネームにフォーマット「ファイル名+連番」を使い、指定フィールド上で"_"を挿入しておきます。これまで使ってきたこの指定フィールドはExif情報を持つファイルに対するものなので、「オプション」の「フォーマット」タブで「Exif形式外ファイルフォーマット」のフィールドで「<FN><SN>」フォーマットを指定します(こちら)。
これで準備が整ったので、プレビュー表示した所がこちら。
新しい名前と移動先フォルダが拡張子で若干異なる事を確認してください。mp3は音声カテゴリーに入っていないのでその他の拡張子に対する振り分け対象になっています。
次に特定の条件でフォルダに振り分けます。拡張子による振り分けなど一部機能で確認の取れていない点がありますが、次のような事ができます。
「オプション」で「ファイル移動」タブの「移動方法」を「振り分け機能を使用」にチェックを入れ(こちら)、「オプション」の「振り分け」タブで振り分け対象の条件を設定します。こちらではファイル名の一部に「IMG」か「SANY」を含むかにより移動先を変える指定になります。
プレビュー結果がこちら。
対象としていたファイルでも振り分け条件に合わないファイルがある場合には、「ファイルリスト」でチェックを外してから「実行」する事で効率よくリネームと振り分けができます。