メディアの速報によると、世界最小ロケットによる超小型衛星(TRICOM-1、3U Cubesat)打ち上げは失敗しました。第2段ロケットが点火しなかったという表現を使うメディアと、通信にに搭載したデータ通信機器からの情報が途絶えたので異常が発生しのでたと判断し第2段への点火を中止したというメディアに分かれますが、何れにしても2段目の点火に関わっているようですJAXAは話しています。原因は別途調査するとしています。
SS-520 4号機の打ち上げはこちらの公表予定の通りに行われました(映像がこちら)。
- SS-520-4号機実験の実施について【2017/01/13】
JAXAの説明によると、こちらの飛行計画計画で、ロケットの姿勢制御(ラムライン制御)がうまく行われたかなどの情報から第2段目を点火する「シーケンス移行可否判断」をする事になっていました。
残念な事でしたが、観測ロケットの流用と積極的に民生品を活用するという考え方は、今後も維持してもらいたいものです。
【改訂】 2017年01月17日 13:05 点火に関わる追記