2016年12月11日

衛星に燃料補給するロボット衛星のミッション


こちらの記事によると、米国NASAはスペースシステムズ/ロラール(Space Systems/Loral、SSL)社と契約し、地球軌道上の人工衛星に燃料を補給するミッション(Restore-L Mission)を推進します。



NASA(実施はSSL社)が目指すのは、こちらのコンセプト図で示す、2本のアームを持つロボット衛星です。現在の人工衛星は軌道修正などに使う燃料を消費すると使えなくなってしまいますが、燃料を補給する事で長期に亘る稼働を可能にします。




Restore-Lの衛星は2020年打上げを目標としていて、1999年に打ち上げた人工衛星「ランドサット7号(Landsat-7)」に対してミッションの確認をします。Restore-Lの衛星は自立的に対象衛星とランデブーしてアームでキャッチ、燃料補給します。利用効果が確認できれば、衛星寿命を延長できて衛星コストの低減ができるでしょうし、将来的に軌道上での組み立て作業や衛星再配置にも使える事になり、利用範囲も拡大できます。宇宙空間でも実用的なロボットが活躍する時代になります。



全体管理はNASAが行いますが、SSL社はミッションの推進運営まで実施します。1億2,700万ドル(約143億円)のプロジェクトです。


 
posted by 鎌倉太郎 at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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