米国NASAの太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー (Solar Dynamics Observatory、SDO)」は、継続的に太陽を観測しています。その観測映像をこちらで紹介しています。
- NASAの太陽観測衛星SDOが捉えた太陽の姿【2016年05月19日】
SDOは対地同期軌道にあり、地球の自転周期と一致するので、地上の一地点の観察者から見て毎日同じ時刻に空の同じ一点に位置します。年に2~3回ほど太陽とSDOの間に地球や月が通る場合があります。
今回は地球と月がほぼ同じタイミングで太陽とSDOの間に入った事が観測されました(こちら)。
月の明確な影は撮れていますが、地球の影は左上に抜けるタイミングですが明確ではありません。こちらのYouTube動画ではその様子が良く分かります(特に動画の21秒後以降)。