ファイルを暗号化キーに使えるという事で、ファイル・フォルダの暗号化ツール「アタッシェケース」を使ってみました。幸いに最近正式最新版(Ver 3.0.1)になりました。こちらからダウンロードできます。
豊富で高度な機能を持ちますが、今回は最もシンプルな使い方をします。
「アタッシェケース」を起動した所がこちら。
暗号化するファイル・フォルダは、ドラッグ&ドロップするか「ファイル」メニュー/アイコン・「≡」アイコンを使って選択します。
ファイル・フォルダを選択すると、パスワード要求があります(こちら)。
確認パスワードを入力すると暗号化し、元ファイル・フォルダと同じフォルダに暗号化したファイルが作られます(こちら)。
暗号化対象がフォルダであっても、複数ファイルの一括指定でも1つの暗号化ファイルを生成します。但し、複数ファイルの一括指定の場合、最初のファイル名を生成ファイル名の一部にしますので、単独ファイル指定した時と重複する可能性があります(重複する場合、警告メッセージが出ます)。
復号する場合も同様に、暗号化したファイル・フォルダのドラッグ&ドロップとパスワード指定でできます。暗号化したファイルをダブルクリックしても可能です。
復号化は暗号化ツール「アタッシェケース」をインストールしたPCでは容易ですが、インストールしていないPCで復号化するには".exe"形式で渡すと便利です。ファイル・フォルダをドラッグ&ドロップするまでは同じですが、暗号化パスワードを指定する時に、暗号化アイコンをクリックして".exe"形式を選択します(こちらを参照)。
次回以降ではメニュー「オプション」→「動作設定」を利用します。