今回は観光第5日のウィンザー城(Windsor Castle)の続きです。この英国ツアーの最後の場所でした。
先ず、全体構成のイラスト図(こちら)とグーグル地図によるガイドのルート(こちら)を再掲します(但し、宮殿内のルートは簡略化)。
宮殿内では写真撮影ができません。どの宮殿でも豪華な部屋の装飾や(特に人物の)絵画と壺などの置物に目を奪われますが、私の眼には比較・評価できるレベルを超えているので、同じようにしか見えません。そんな中で印象に残ったのは、物珍しさ(?)で「ナポレオン3世(Napoleon III)」が1855年公式訪問時に使ったとされるベッド(こちら)と強烈なブルーが際立った「ガーター謁見の間(The Garter Throne Room)」(こちら)でした。
帰国後に調べた「ナポレオン3世」とその皇后「ウジェニー・ド・モンティジョ(Eugénie de Montijo)」の関係(両方の側から見て・・・)及び英国王室の対応は、非常に興味深いものがありました(Wikipediaの範囲でも読んでください)。
「ガーター謁見の間」はガーター勲章(Order of the Garter)をセント・ジョージ・チャペル(St George's Chapel)で受ける前に、英国君主に謁見する部屋です。
宮殿内の見学の出口は(26)「Engine Court」でした。ここから見える奥の宮殿は現女王の生活空間です(こちら)。
ウィンザー城で初めて(「ロイヤル・ショッピング」の人形でない・・・)衛兵を見ました。(27)のノルマン門(The Norman Gate)をくぐって、セント・ジョージ・チャペルの前の道を下ります。
こちらとこちらがセント・ジョージ・チャペル(St George's Chapel)です。
道の反対側がこちら。
こちらが⑤「ヘンリー8世ゲート(Henry VIII Gate)」を出門した所です。
尚、こちらがVIPの入出門です。一般の人はこの手前を右に曲がりチケット売り場を通ってこの門の奥に進みます。
今回で英国(イングランド中心)の旅行記を終える事にします。来年にでもスコットランドの個人旅行をしたいと思っていますが、英国のEU離脱という事態が、政治・経済だけでなく世情・民心においても、早期に安定化して欲しいものです。