2015年10月30日

奈良・京都に2015年観光(?)旅行(3) - 京都国立博物館「琳派 京都を彩る」


最後の京都国立博物館琳派 京都を彩る」は、一旦閉館後にツアー客用に貸し切って鑑賞時間を設けるものでした。


京都国立博物館(但し、展示会会場は新館でした)


本ブログ記事のこちらで紹介している通り、琳派誕生400年という記念行事の一環です。実際に鑑賞する前の学芸員による展示会開催趣旨・概要などの説明によると、本阿弥光悦が徳川家康から洛北鷹峯(たかがみね)を拝領した元和元年(1615年)を起点にしているそうです。



第一世代(創始)が本阿弥光悦と俵屋宗達、第二世代(発展)は尾形光琳乾山兄弟、そして第三世代(江戸に定着)が酒井抱一鈴木其一などが代表的な人たちです。しかし、この世代の間に直接の師弟関係はなく、先達の作品に触れ、憧れ、模写を通してその流れを受け継いできたのです。

完全な模写はなく、各人の思い・考えを反映した作品としています。有名なのが「風神雷神図屏風」です。


俵屋宗達の「風神雷神図」



尾形光琳の「風神雷神図」



酒井抱一の「風神雷神図」


この3作品が同時に同じ場所で見られる贅沢な展覧会で、正面及び左右の3方向に顔を向ければ3作品を見比べられるのです。

尚、模写の系譜として有名な作品には、「三十六歌仙図」(尾形光琳→酒井抱一→鈴木其一)、「八橋図」(尾形光琳→酒井抱一)などもあります。

その他現代でも通用するデザインの陶器の小皿や蒔絵螺鈿の箱などの暮らしを彩る工芸品、小袖・振袖、団扇、図案帳など幅広い展示でした。



京都国立博物館に入場する前に、時間調整で清水坂界隈の散策をしました。1ヶ所しかない市営駐車場が、あまりの観光バスの多さに満杯でバスを停められない為、徒歩で坂を登る事になりました。

修学旅行の小中学性や外国からの観光客が非常に多かった。特に東洋系外国人の和服姿が多かったのが印象的。こちらは二寧坂付近。



 
posted by 鎌倉太郎 at 09:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-日本の旅 | 更新情報をチェックする
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