国土交通省が「統合災害情報システム(DiMAPS)」を立ち上げました。早速17号18号台風に関わる大雨の災害情報に役立っていそうです。
こちらからアクセスして右下の「台風18号・17号による大雨等に係るこれまでの被害状況」をクリックし、上部の「被害情報」をクリックして「+」を展開して項目を表示します。
「国土地理院による登録」で場所のチェックを入れた所がこちら。
「地方整備局などによる登録情報」の最新時点(ここでは9月10日 16:00時点)にチェックを入れた所がこちら。
「ヘリサイト」にチェックを入れると、ヘリコプターの航跡と撮影画像が現れます(こちら)。
ズームインした所がこちらで、浸水している状況が鮮明に映っています。
「過去被害報」では各種被害の場所やリストによる報告を掲載しています(こちら)。
リストの選択、項目チェックにより表示内容を選別できます。
どのように役立ったかはこれからですが、まずは状況の把握という事で情報の横通しをしようとしている事は良い傾向です。しかし、既に氾濫してしまった地域はこちらの様に多々あります。
緊急で把握する必要がある場合は別として、これらを全てヘリコプターで撮影するより、別の活動に力点を置いた方が良い場合も多いと思います。衛星として「だいち2号」も運用されている事なので、この映像をレイヤに加えるべきだと思います。
そういえばJAXA所管は内閣府・総務省・文部科学省・経済産業省が共同になっていますが、国土交通省が入っていないのはやはり縦割り行政の域を出ていないという事か・・・