2015年07月13日

エアバス社の小型電気飛行機「E-Fan」が英仏海峡を横断


エアバス(Airbus)社のニュースリリースによると、小型電気飛行機「E-Fan」が英国のリド空港(Lydd Airport)から仏国のカレ・ダンケルク空港(Calais Dunkerque Airport)まで、英仏海峡(English Channel、La Manche)を横断しました(こちらも参照)。


奇しくも106年前の7月にフランス航空界の先駆者ルイ・ブレリオ(Louis Charles-Joseph Blériot)が、カレー(Calais)市郊外からドーバー(Dover)城まで所要時間36分55秒で初横断に成功しています。


場所も(狙って)近くを選んでいる訳ですから(こちらを参照)、盛り上がるのも当然でしょう。飛行時間も74kmを36分でした。




電気飛行機(Electric aircraft)という事では、太陽光エネルギーだけで飛ぶソーラー・インパルス(Solar Impulse)も蓄電池からの電力供給で飛びますが、先日は日本(名古屋)からハワイまで無着陸飛行しました(こちらを参照)。


しかし、「E-Fan」は実用機を目指して一歩づつ踏み出しています(ライバルはありますが・・・)。2座席の「E -Fan 2.0」を2016年から製造開始し、2017年には商業化したいとの事。
続けて4席の「E -Fan 4.0」も計画しています。最終的には(ロールスロイス社との共同開発で)ジェットエンジンとモーターとのハイブリッド推進による中型機「E-Thrust」を構想しています(こちらを参照)。



コンセプトはCO2と騒音の削減です。但し、現状の「E-Fan」の場合、巡航速度は160km程度ありますが、バッテリーの限界で航続距離は100km程度のようです。小型プロペラ機では巡航速度が200km程度で航続距離が700~800km程度はあります。丁度電気自動車と水素燃料自動車との違いに近いように思います。バッテリーの性能も今後向上すると思いますが、もし日本で狙うのであれば、水素燃料により充電する小型電気飛行機とするのはどうかと思います。


 
posted by 鎌倉太郎 at 06:00| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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