最終回はタイトルにもある、アウトライン構造(全体の構造)を定めてから細部を編集していく操作です(こちらを参照)。
アウトライン構造は先ず大雑把な文書構成を見出しなど(ノード)で設定し、ブロック単位で詳細化していく階層構造です。トップにはファイル名が入ります。その下のレベル(下記の例で、第一部、第二部など)は1つの"."(半角)を付けます。第二のレベルには"."(半角)を2つ重ねます。その様子がこちら。
右上のフレームで階層関係を図示しています。第三のレベル、第四のレベル・・・・も同様です。
これは書式による指定だけでなく、階層の図式の上で右クリックメニューからも指定できます(こちら)。
ノードの編集(本文も変わる)・削除・順序替えやレベルの上げ下げもできます。
アンドゥとリドゥで全体に対しての制御の他、ノード単位など細かな指定ができます(こちらを参照)。
原稿用紙形式での表示も可能です(こちらを参照)。
同じ簡易設定メニューから表示の拡大もできます(こちらを参照)。
マークアップ形式の選択で、フリーコンテンツの青空文庫に対するリーダーにもなりますから、タブレットなどにダウンロードして、ローカルでも書式による表示を生かして読む事ができます(こちらを参照)。
完成した資料はPDFファイルとして出力できます。上掲の内容(途中までですが・・・)で出力した結果pdfファイルがこちら。
このソフトではその他細かな制御が可能ですが、今回はここまでとしておきます。未だ拡張を考えているようですから、今後の方向を期待したい。