国土地理院のプレス・リリースによると、これまでのWeb地図「地理院地図」をモバイル端末からも利用しやすい画面デザインにリニューアルしました。
- プレス・リリース「地形図がスマホ対応」【2015/01/08】
これまでのURLに対して、新たにこちらのURLを新設しています。新しい「地理院地図」にアクセスすると、こちらの様に機能を左右上部にある2つのボタンに集約しています。
下部のロールアップでポイントした位置(+の場所)の情報を表示します(こちら)。
これで標高が判り、海に近い地区の津波対策の判断に役立ちます。
表示する地図は階層的なメニューに整理されました。左上のボタン「情報」→「表示できる情報」→「地図・空中写真」で重ね表示できる対象を選ぶ事ができます(こちら)。
上掲の様に「明治前期の低湿地」を選択して、透明度を設定すると明治前期との現在との違いが分かり易くなります(こちらを参照)。
同様に「情報」→「表示できる情報」→「防災関連」→「西之島付近噴火活動」→「正射画像」とし、日付を選択して噴火初期から最近までの拡大を見る事もできます(こちら)。
表示を指定したレイヤは蓄積していくので、「情報」→「表示中の情報」により明示的に削除する必要があります(こちらを参照)。
一方、右上ボタン「機能」→「ツール」→「作図・ファイル」で、マーカーを置くポイントや区域指定等を追記するツールメニューを表示します(こちら)。
地図の共有も可能です。埋め込みの場合(下の地図)表示サイズを指定できず、スクリプトを変更しています。
ツールで追記した部分は反映されません。しかし、「機能」→「ツール」→「共有」→「名前を付けて保存」とした場合、ツールで追記した地図がHTMLファイルとして作成できます。上記の保存したHTMLファイルをこちらに掲載しましたので、ダウンロードしてブラウザで表示してみてください。メールに添付して場所などを伝える事ができます。
スマートフォンからも使い易くなり、こちらのような表示でPCと同じ操作ができました。
ラベル:地理院地図