現在現地時間12月14日 13時過ぎで、シアトル・タコマ空港にいます。前回に書いていますが、これまで書きためていたものを順次投稿します(今居る空港は無料WiFiが使える)。
シアトル第2日は先ず、目的の1つとするボーイング社の主要ラインであるエベレット工場の見学でした。現地ツアーを申込んでありましたから日本語ガイドも同行です。
工場はシアトルから北へ約50kmのエベレット市にあります。ツアーのスタートは「Future of Flight Aviation Center」です。少し早めに着いたので、こちらの展示スペースを見学しながらスタート待ち。
工場側のガイドは勿論英語ですが、同行のガイドが主要な内容を日本語で囁いてくれます。工場側の説明の合間で邪魔にならない様に訳しているので、その数値に関連する内容だけを日本語訳にした資料が事前に渡されていたので非常に助かりました。
工場の敷地は東京ドーム27個分と言いますが、その中にはジャンボ機など完成機を試験飛行したり航空会社の引渡し時に離着陸できるだけの滑走路を1本持っています。空港名が付いていて管制塔もあり米国航空局の管理下にあります。
工場見学では一切のカメラ(及び携帯電話)も持ち込めませんので写真は撮れません。ツアースタート前に工場外から撮った全景がこちら(パノラマ処理済み)。
見学のコースとしては、ボーイング747(ジャンボ)機・777機・787機の3ラインを全て見る事ができました。各機種毎ですがほぼ完成した機体が2~3機と機首・胴体部分・主翼などが1建物内に一望できるのは壮観でした。
特に、見学途中でジャンボの主翼の片方が胴体と接続する場所へクレーンで移動している様子を見られるチャンスに恵まれました。ガイドもこれまでに何度も案内してきたが初めてだとの事。
説明の中でボーイング777の組み立てラインに関して、トヨタ自動車工場の動くラインの導入でトヨタの支援を受けたとか、ボーイング787では50%の炭素繊維複合ファイバーを利用していて、主要コンポーネントを日本から運んでいるという図入りの(from Japanという記述のある)パネルで説明を受けましたが、十分知られていたとはいえ日本人としては大変誇らしく感じたところです。
日本などから成型した胴体など主要部分を輸送する「Dream Lifter」も格納エリアに2機駐機していました(こちら)。
ボーイング工場見学からホテルに戻った後、最近できたという市電「サウス・レイクユニオン・ストリートカー」に乗るのが目的で(?)、ユニオン湖に行って来ました。ユニオン湖畔はヨットハーバーになっている(こちら)のをみてシアトル中心部に戻ってきました。
戻ってきた駅の近くにシアトルセンターへ行くモノレール乗場がありますので、シアトルのランドマーク「スペース・ニードル」に行きました(こちら。パノラマ処理済み)。
高さ150mの展望台(塔自体は高さ184m)から360度の眺望を見る事ができます。まだ明るいうちに(エレベータで・・・)登ったのですが、夜景を楽しみたく暗くなるまで居座っていました(こちら)。
詳細には別途投稿します。