2014年10月21日

南米の旅(2) - ペルー・リマの旧市街(2)


前回投稿の続きです。旧市街を中心に「リマ歴史地区」として世界遺産に指定されており、アルマス広場(Plaza de Armas of Lima、最近はマヨール広場、Plaza Mayor)には、カテドラル(Cathedral of Lima)、大統領府(Government Palace)、リマ市庁舎(Municipal Palace of Lima)がありますが、短期スケジュールの割に主眼とする他の観光地が多く設定されている時間の都合(?)で、外観だけの観光になりました。



カテドラルは、スペインのフランシスコ・ピサロ(Francisco Pizarro)がインカ帝国を滅ぼし、太陽神殿の礎石の上に造られたとの事。最初は小さな教会でしたが、何度も地震崩壊・増改築をしたので、現在の状況は全体の形状が整っていません。



アルマス広場を一望した時、囲むカテドラル(の大司教宮殿)・リマ市庁舎等にある木造のバルコニーが印象的でした。また、公園中央には噴水があり(こちら)、このドラゴンに虎が被さっている像が珍しい(1950年制作)。



スペインによるインカ帝国の征服についてはこちらを参照。



アルマス広場には観光バスが駐車できないので、停まっている場所まで移動する途中でサント・ドミンゴ教会(Covenant of Santo Domingo、こちら、パノラマ処理)も外観しました。内装が面白く人気の観光名所だそうですが残念でした。




この後昼食の為にリマのミラフローレス地区(注意:ここは旧市街に入りません)に向かいますが、途中で「恋人たちの公園」と呼ばれるアモール公園(Parque de Amor)に寄りました。

海岸線が素晴らしい(こちらこちら)のですが、この景色を求めてマンション・ビル群ができています。




公園の愛称はこの像があるからです。


バレンタインデーにはキスコンテストを開催しています。6時間以上の記録があるそうです。



今回の旅行を通して天気に恵まれたと思います。しかし、リマはアンデス山脈とフンボルト寒流の影響によって湿った空気に覆われるようになるので、この時期のリマは曇天の日が多いそうです。第7日目にイグアスからリマに戻る時、飛行機からの眺めがリマに近づくと雲に覆われるようになっていました(こちら。遠景の雪山はアンデス山脈)。




こちらにサント・ドミンゴ教会とアモール公園を加えたGoogle地図を掲載します(ストリート・ビューでも見られます)。



 
posted by 鎌倉太郎 at 11:18| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする
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