2014年07月10日

オーストリアの旅(22) - ザルツブルク近郊・湖畔の街ハルシュタット


前回に投稿した通り、第3日にザルツブルクからインスブルック近郊のリゾートホテルへ移動したのですが、ザルツブルク近郊の訪問地をまとめておく為に、第10日にザルツブルクに戻ってくる所までの話しを飛ばして順序を変え、今回は第11日に訪れた湖畔の街ハルシュタット(Hallstatt)について投稿します(こちらも参照)。

ザルツブルグからハルシュタットへのルートがこちらのGoogle地図です。


往路と復路が異なりますが、往路はカーナビが何故か高速道を使うルートに進んだので任せてみた結果です。復路は当初から想定していた(ヴォルフガング湖を通る)ルートにしました。



ザルツブルクの東には湖水地帯が広がり、その内の1つがハルシュタット湖(Hallstätter See)です。湖沼群の他の1つヴォルフガング湖にも寄りましたが、ハルシュタット湖の方が山と湖水が近接していて、湖畔の街という雰囲気がとても素敵でした。

従って以前の投稿の通り、湖畔で生活に使えるスペースが少ない状況での家の建て方の工夫も見られます。

ハルシュタット近郊で大規模な先史時代の墓地が発見され、青銅器時代後期の紀元前1200年ごろから紀元前500年ごろまで続いたハルシュタット文化圏の一部になっていました。街の近くには岩塩の採掘場所があますが、この文化圏で中心的な役割をしていたようです。「Hallstatt」のHallはケルト語で「塩」、Stattはドイツ語で「場所」を意味しますが、「ハルシュタット文化」の名称は先史時代の遺跡が見つかった場所だから・・・。



さて、駐車場は街の南はずれにまとまっていました。湖畔に向かっていくと船着き場があり、丁度船が着いた所でした(こちら。乗りません・・・)


写っている男性は一般の人の様に見え、手前に多数の観光客が乗ろうとしているのに、何しているのだと思っていたらスタッフだったというオチ・・・



近くには観光案内所がありカタログの情報収集した後、街に向かっては湖畔のゼー通り(Seestraße。直訳すると"湖の通り")に沿って散策しました(こちら)。



こちらこちらのような街並みを見ながらユックリと散策。







途中写真を撮ったり、チョッとしたお店に立ち寄りながら約30分、街の中心部になりました(こちら)。



小高い所にある教会(こちら)に行きました。教会の入口から見たハルシュタット湖の風景がこちら(パノラマ処理済み)。





対岸には鉄道が走っており(こちら)、鉄道駅とハルシュタットの街を結ぶのが上掲の船。街を湖上から見る観光船にもなっています(乗船していません・・・)。




こちらの様に高所の展望台から景色をみる事ができます(塩抗を見学するケーブルカーに乗れば行ける?)。




帰路にヴォルフガング湖(Wolfgangsee)の脇を通りました。以前に投稿した風景写真以外にはないのですが、パーキングにある(広い)野外テーブルで休息していた時、(一部はサイドカー付き)バイクツアーのグループに遭遇。譲ったテーブルで簡易のテーブルセットをとり出して食事をしていましたが、こんな旅行も良いな・・・




第12日はザルツブルクからウィーンに向かったのですが、次回はその途中で訪れた、ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」で主人公マリアとトラップ大佐の結婚式シーンで使われた教会があるモントゼーについて投稿します。


 
posted by 鎌倉太郎 at 08:37| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-オーストリア | 更新情報をチェックする
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