第3日目午後の散策でサン・ジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain-des-Prés)教会に着いたのは18時30分になっていましたが(こちら)、日の落ちるのが遅い時期と言えども日本の首都圏に比べると更に遅いです。
教会内部に入らせてもらいました(こちら)。
別途訪れるノートルダム大聖堂(Notre Dame de Paris)がゴシック建築であるのに対して、こちらはロマネスク建築(内陣はゴシック様式に修復)になります。
ガイドブックに「(サン・ジェルマン・デ・プレ教会には)ゴシック教会がもつ、計算され尽した数学的絶対美はなく、そのぶん人間的だ。ゴシックに比べて、ロマネスクは人間の生身の感情を持っている」と紹介されています。「地上における神の国の実現を目指し、どこまでも高く、どこまでも大きな内部空間を造りあげる」ゴシックとの違いを表しています。
モンパルナス・タワー(Tour Montparnasse)には夜景を期待していましたが、暗くなるにはまだ時間があるので、リュクサンブール公園(Jardin du Luxembourg)を訪れる予定にしていました。公園への方向を調べている内に、突然に強い雨と風になりました。暫く雨宿りをしていたのですが、収まりそうもないのでメトロのSaint-Germain-des-Prés駅からメトロでMontparnasse - Bienvenüe駅に行きました。
所が到着してみるとモンパルナス・タワーは夕陽を浴びていました(こちら)・・・!
メトロ3駅を移動するだけで、僅か20分程度経って地上に出てみたら、そこは晴れていましたというのでは笑い話にもなりません。そこで暗くなるまで近くのスーパーで買物などして時間潰ししました・・・
モンパルナス・タワーについてはパリ中心部の景観からは不評なのだそうです。嘗てのエッフェル塔やルーブル美術館のガラスのピラミッドが不評だったのと同じ反応と思っていました。しかし、シャイヨー宮から撮ったエッフェル塔を紹介しているように(こちらを参照)、1階展望台の左横に見えているのがモンパルナス・タワーですから、エッフェル塔を見に来た人達などにも問題になったのでしょうか。
特別のエレベータで56階の展望デッキへ。20時30分時点でのパリ市街の夜景がこちら。
20時55分時点の夜景がこちら。
21時になるとエッフェル塔のシャンパンフラッシュ が始まりました(こちらのYouTube動画)。
尚、映像自体はこちらの方が綺麗です。
最後に、今回のポイントをこちらのGoogle地図に追記しておきます。