2013年09月24日
スイス西部・パリ旅行(11) - ポータブル・カーナビ再考
スイスでは観光用の鉄道が非常に良く整備されていますが、冬のスキーと夏場のトレッキング向けで山腹などにあるリゾートホテルから、他の観光地に毎日の様に出かけるにはレンタカーを使わざるを得ません。
リゾート地域には近くの鉄道駅から定期バスがでていますが、あくまでも長期滞在の顧客向けですから、本来の利用方法と想定が異なる訳です。
こちらで書いているように、スイス旅行でドライブするのに必須であるとして、日本語音声によるポータブル・カーナビをカナダに持参して体験したという背景です。
その体験もあって今回は割りとドライブに関しては順調であったと思います。ただ3点だけ発生した課題を挙げておきます。
最初はレンタカー営業所から発進する時。車のエンジンを掛けようとした時、始動キーが無い・・・?!スタッフからキーを渡された時に気付くべきでした。
(自家用車は高級車ではなので・・・?)最初からエンジンが掛からないというのも恥ずかしいので、操作説明書を探したらフランス語版とドイツ語版のみ(他に自動車メーカー国の言語版があった。日本製ではない・・・)。せめて英語版を置いて欲しかった。
結局スタッフに聞いて、ブレーキペダルを踏みながらボタンを押下するとエンジン始動。
2つ目はナビゲータの地図情報の話し。持参したポータブル・カーナビでは地図データをヨーロッパ版に入れ替えて利用しましたが、地図データは随時開通・閉鎖している道路状況を反映できていないという事。SDメモリーは購入して1年経っていない(データは1年前の更新日付)のですが、誤った方向に誘導されたのが1回だけありました。道を間違えたのでUターンという理由で、回り道として農場敷地内へ誘導されました。近道を使っている(?)と思っていると農道に入ったので、流石にマズイという事で元来た道を戻り、想定している道路番号がカーナビで表示する道路番号と一致するので、道は間違っていないと判断して直進する事で解決できました。
その地点は最近新フリーウエイが開通した末端部分の出入り口に当たり、道路ルートが変わったばかりのようでした。帰りは道路標識を見ながら新ルートを使いました・・・
3点目はGPS衛星の電波受信に関する事。スイスのアルプス山脈に近い地域のフリーウエイは、高い峰々が両側にある谷間に作られています。谷の幅がある場合は良いのですが、観光地に近づくと一般的に狭くなります。そんな時には必要な数のGPS電波を捉えられず、「ルートの再探索中」状態になりました。カーナビ・メーカーのカタログでは高性能のGPS受信機能を持っている事になっていますが、やはり限界はあるようです。都会のビル障害と同じ問題です。
前回カナダにおける課題であった吸盤マウントがダッシュボードから外れてしまう問題で、綺麗な解決回答はありませんでした。原始的な解決策としてガムテープで吸盤マウントを固定する事にし、接着剤がダッシュボードに残らないよう毎日付け替えると共に拭き取りを心掛ける事にしました。しかし想定以上に使った為にガムテープが無くなり、現地のお店にあった幅広のセロハンテープを利用した所、接着剤がダッシュボードにほとんど残らない事が分かりました。
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