Google Maps公式ブログによると、「Google Earth 7」を公開しました。新規機能は、現在位置付近の名所を「tour guide」で容易に見つけられるように紹介する事と、画像処理によって立体認識をして3Dイメージを構成している事です。
「Google Earth 7」は、こちらからダウンロードできます(以前のバージョンをインストールしている場合は、アンインストールしておく)。
最初に起動した所がこちら。
下部にサムネイルの一覧で表示されるのが観光名所など。「Tour Guide」のクリックで表示/非表示を指示できます。サムネイルの1つをクリックするとその場所にズームインします。
「姫路城」を選択した場合がこちら。
ビューポイントをサンフランシスコに移動するとこちらのようにツアーガイドが変わります。
ここまではインストール直後でレイヤの「建物の3D表示」にチェックが入っていません。以降の画面イメージは「建物の3D表示」にチェックを入れた状態で操作しています。
今回新たに画像処理によって立体認識をして3Dイメージを構成するようになりました。インストール直後はこのモードになっていますが、「ツール」→「オプション」→「3Dビュー」の「Terrain」で[Use 3D Imagery」のチェックを外すと従来の3D建物表示になります(こちらを参照)。
こちらが画像処理によって立体認識した3Dイメージ。
こちらが従来の3D建物表示。
照明塔などを見ると明らかに精細さに欠ける所もありますが、良くぞ画像処理で立体認識ができていると感心します。
都市部の中心的な所ではこれまでに従来の3D建物表示ができているので効果を確認する事ができませんが、こちらのように建物に3Dデータを設定できていない場合にも立体イメージで見る事ができます。
画像処理による立体認識で3Dイメージ構成
従来の3D建物表示モード
場所によっては土の盛り上がりまでも立体認識しています。
未だ欧米(アメリカ、フランス、ドイツ)の一部都市です(上記公式ブログに場所を掲載)。今後のエリア拡大を期待すると共に、画像処理による立体認識の更なる高精細化も進めて欲しい。
ラベル:Google Earth 3D