前回に「条件付き書式の設定」について前回に例を書いていますが、今回はその例を増やしてみる事にします。
ルールでは次の設定ができます。
- セルの値 小さい、大きい、以上、以下、等しい、等しくない、値の間、値の間でない
- テキスト 含む、含まない、始まる、終わる
- 日付 昨日、今日、明日、過去7日、・・・、今週、・・・、今月、・・・、今年、・・・、次の日付以降、・・・
- セルの状態 空白、空白でない、・・・
- 関数
「セルの値」を使うケースは前回に例示しました。
「テキスト」を使うケースがこちら。
郷土料理をリストしている中で、「寿司」という語が入っているセルに色付けをしています。
「日付」を使うケースはこちら。
ルールは2つ設定しています。「今月」の日付であれば茶色を、「来週」の日付であれば薄緑を色付けしています。この場合「来週」も「今月」の条件に入りますが、セルで複数のルールに適合した時には後の(ルール番号が大きい)条件が優先となります(Excelと逆?!)。
上掲の例ではこちらのように「セルの状態」のケースにもなっています。
ルール2で空白以外であれば色付けします。
「セルの状態」を使った例として、こちらのカレンダーの色付けもあります。
「関数」を使うケースがこちら。
ここではK12を含んだ数式になっています。このK12は相対参照になっていて、各セルに適用されます。また、ルール2よりルール3の方が優先度が高いという規則も暗黙に効いています。
Excelのように絶対参照($C2など)を使えるともっと適用範囲も広く融通の利く事ができるのですが、Zoho シートでは(現状は)利用できないようです。