前回の続きで、「カムランド(KamLAND)」というプロジェクトについてです。
坑内での簡単セミナー(こちらがその風景)によると、カムランドでは「スーパーカミオカンデがニュートリノを検出するのに対して、反ニュートリノを検出する」のだそうです。
検出器の中には、スーパーカミオカンデでは水を用いてニュートリノを検出するのに対し、カムランドでは「液体シンチレーター」を使っています。
こうして「スーパーカミオカンデ」で聞いている用語(内容の理解は別にして)の対比で説明されると、表面的な理解ができたように感じてしまうのが不思議な所・・・(ですが、理論的・原理的な部分は良く分かりません)。
それでもこれまでの成果として、
があります。「世界初」が2つ続いて、「ホー・・・、凄い!」という事だけは(理論は別にして)理解しました。
現在は「ニュートリノの出てこない二重ベータ崩壊」を検出しようとしているそうです。素粒子物理学は、ノーベル賞受賞者の宝庫ですから、是非とも良い成果を出して欲しいものです。
見学が終わった所で坑内で軽食とお土産のコーナー(こちらとこちら)。
地元神岡の特産品を購入したり飲食ができます。神岡鉱山で産出した水晶などの販売もしていました。
こうして4時間以上のアドベンチャーは終了。
さて、このイベントとは全く関係ありませんが、帰りの高速道サービスエリアで、こんな場面を撮影しました。
後の様子を見ていると、折りたたみの幌が着いていましたので、ちょっとした面白さを演出していたのでしょうか?
ラベル:スーパーカミオカンデ