2012年06月01日
悠久 トルコの旅(11):パムッカレとヒエラポリス遺跡(2)
石灰棚のパムッカレがある台地はローマ帝国時代の大規模な温泉保養地ヒエラポリス(Hierapolis)でした。当時の様子を描いた想像図がこちら。
想像図の⑭辺りが観光入口となった南ゲートで、前回の投稿でパムッカレとして掲載写真を撮ったのがBの辺りです。⑦はアゴラ(広場、市場)で大きな円形劇場(⑪)もあります。⑩がアポロ神殿、⑮がセント・フィリッポのキリスト教会(Saint Philipe Martyrion)になっていました。
ローマ時代の地震でも復興したようですが、現在は完全に遺跡になっています。
こちらが⑬辺りから⑪の円形大劇場跡を見た所。
15,000人を収容でき保存状態も良いとの事で、手持ちのガイドブックには見所とありましたが、円形劇場はエフェソス遺跡でも見たので時間の都合もあってか、遠景で見ただけでした。
こちらはAの辺りから⑦のアゴラの方向を見た様子です。
⑬は屋内競技場(Gymnasium)ですが、この辺りで撮った写真がこちら。
⑫は大浴場跡ですが、現在は博物館になっています(入口がこちら。私たちツアーの観光対象外)。
AはTV番組の紹介ででてくる温泉(こちら)。地震で倒れた円柱が温泉内にあります。
温泉保養地でこちらやこちらのような(パノラマ写真の)景色が見られるのですから、現代人だけでなくローマ時代の人達にも愛されたであろう事は良く分かります。
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
この記事へのトラックバック