2012年05月31日
悠久 トルコの旅(10):パムッカレとヒエラポリス遺跡(1)
第4日目は石灰棚のパムッカレを見学する事から始まりました。
まずパムッカレの位置とツアールートを再掲載します。
パムッカレはこちら(エーゲ海沿岸地方)。
ツアールート
パムッカレ(Pamukkale)には南ゲートから入りました(こちらを参照。石灰棚は左側一帯)。南ゲートから暫くローマ帝国時代の遺跡の横を通りましたが、次回投稿でヒエラポリス遺跡として書きます。
観光地図
パムッカレ(石灰棚)は下から(バスの車窓から)見るとこちらのよう。パムッカレは「pamuk kale」とするとトルコ語で「綿の城」の意味になります。この地域は古くから綿花の生産地であった事と、白い石灰と綿花の白さが想起されて名付けられました。
上部から見るとこちらのようになっています。
ただ残念ながらこのようにお湯が流され蓄えているのは広い石灰棚の一部です。よくある事でしょうが、温泉観光地でホテルが多数建ってお湯を汲み上げた為に枯渇し始めています。対策として(石灰棚の変色を防止する為に)お湯を区域毎に別けて定期的に巡回して注水しています。ですから、上掲の区域以外ではこちらのようにお湯を全く入れていません。これも綺麗ですが・・・
観光客用に一部区画にお湯を流して足を付けられるようにしています(こちらを参照)が、それ以外は石灰棚に下りる事はできません。
それでもこのように水草が出始めているのは残念です。
パムッカレ近くのホテルなどは全て近くの村に移転しています。そこでも温泉が出て、露天風呂があります(水着と帽子着用が必要。日本人には温水プール・・・)が、内風呂でも温泉湯に浸かる事ができました。こちらの金色の蛇口から出ました。
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