2012年05月07日

マイクロソフト「SkyDrive」で機能強化と有料化メニュー(2) - SkyDriveとローカルPCとの同期


マイクロソフト社のBuilding Windows 8公式ブログ(抄訳はこちら)によると、Windowsデスクトップ用SkyDrive(現時点ではプレビュー版)でエクスプローラーからユーザのSkyDriveのファイルを表示/管理できる様になりました。



実際にこちらから「SkyDrive for Windows」をダウンロードし、「SkyDriveSetup.exe」でインストールします。


インストールの段階で、SkyDriveのファイルをローカルPC上に保存するフォルダの指定をしたり(デフォルトはユーザのマイドキュメント直下)、このローカルPC上のファイルに他のデバイスからのアクセス許可を設定します。つまり、ユーザI/Fはエクスプローラに融合されますが、クラウドとの処理方式は(エクスプローラに似たI/Fの別アプリで行う)Dropboxと同じです(こちらを参照)。



インストールが完了すると(ログオンした上で)SkyDriveと(全てのフォルダ・ファイルに対して)同期を実施します。まずフォルダを作り順次ファイルをダウンロードしてきます(こちらを参照)。


多量のファイルをアップロードしていた場合は同期が完了するまでに時間が掛かります。同期はバックグラウンド処理していますので他の作業をする上での問題はありませんが、ダウンロードしたファイルを直ぐローカルPC上でアクセスしたい場合には注意してください(何しろMax25GBですから・・・「フォルダは空です」表示になる)。


ローカルPC上にできた「SkyDrive」フォルダに、エクスプローラでファイルをコピーすると直ちに(ブラウザからログインしていなくても、ネットワーク接続していれば)アップロードされます。従って、どのようなデバイスからも(クラウド上の)SkyDriveにアクセスする事でローカルPC上の(「SkyDrive」フォルダにある)ファイルを見る事ができるようになります。
勿論、リモートのPCからファイル操作(追加・更新・削除)すれば、直ちにローカルPC側にも(ローカルPCが起動できていれば)反映されます。



Nドライブの「Nドライブエクスプローラー」もSkyDriveと同様にWindowsエクスプローラからのアクセスになります(こちらを参照)が、クラウド側と同じデータをローカルPC側に持つ事は基本的にありません。丁度Windowsのネットワーク・ドライブと同じ様になります。

しかし、特定のフォルダを指定して自動バックアップの設定ができます(こちらを参照)。そのバックアップ先は「Nドライブ」ですが、「Nドライブエクスプローラー」から見る事ができます。



尚、マイクロソフト社が同様のサービスと比較したページがこちらにあります。


 
posted by 鎌倉太郎 at 22:56| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用 | 更新情報をチェックする
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