Webページが増大して欲しいページに行き着くまで、検索サービスなどで多くの努力をしなければならない事があります。しかし、面白そうな話題を見つけるにはSNSなどでの紹介記事が非常に役立ちます。フォローすべき人を見つけておけば、手っ取り早く更に容易に・・・
面白いテーマがある程度まとまっていると、もっとうれしい・・・出発時点での初期探索が不要になりますし、知りたい事のポイント・方向も見えてきます。
そんな事もあって、既にこちらで紹介しているNAVERまとめは便利に使っています。
- 「NAVERまとめ」サービスが大幅にリニューアル、まとめ方に自由度が拡大し編集し易くなった【2011年03月10日】
自分で情報を整理する時もURLなどをとりあえず順不同にまとめておき、後で順番を入れ替えたりポイントを抜き書きしたりします。整理の手順をツール化してくれているように感じる時があります。
さて、「はてな」もこの「まとめページ作成」サービスに参加してきました。「はてなまとめ(仮)」サービスがユーザ数限定でこちらから利用できるようになりました。但し、実験プロジェクトという位置づけをしています。また、現状はFirefoxとGoogle Chromeだけで利用できます。
大分前に利用案内が来ていたのですが、つい先だってより使い始めました。未だ十分に使い慣れていない状況ですが、第一報的に感想を投稿します。
こちらから新規ユーザ登録で申込んでおいて、(何時間かして?)利用案内が来てからその指示によって正式登録になります。その中で利用しているブラウザによってFirefoxかGoogle Chromeの拡張機能をインストールします。
拡張機能がインストールできると、(Firefoxの場合)右下にポケットのようなアイコンが現れます(こちら)。
「はてなまとめ(仮)」は、明確に情報収集と整理・まとめのプロセスを分けています(勿論、戻って情報収集を繰り返す事はできます)。NAVERまとめはそのプロセスが明確になっていませんが、その分融通が利き便利な事も多い。
「はてなまとめ(仮)」の情報収集のプロセスでは、Webページを開いていてまとめに使いたいコンテンツが見つかったら、ポケットアイコンをクリックします。より大きいアイコンがブラウザ表示ページに現れますので、取り込みたいコンテンツをドラッグ&ドロップで大きいポケットアイコンに移します(こちらやこちらを参照)。尚、登録動作が少し遅いように感じます。
十分にコンテンツ(素材)が集まった所で、整理・まとめのプロセスに入ります。「はてなまとめ(仮)」のマイページでマイポケットタブを表示した所がこちら。収集した素材が蓄積されています。
整理・まとめのプロセスとして、「まとめを作る」をクリックします。ブラウザの左半分の領域がまとめの編集・プレビューの領域、右半分がマイポケットなどの素材を蓄積している領域になっています。まとめを作る為にマイポケットなどに蓄積した素材をドラッグ&ドロップでまとめ領域に移していきます。素材以外にも見出しや説明をつける為のブランクのテキスト領域もまとめ領域に設置できます(こちらを参照)。
こうして完成したページがこちら。
私の受けた感じでは、「はてなまとめ(仮)」は言いたい事を大きな写真で強調できるなど、表示に拘っているように思えます。作るステップにおいては、マイポケットのスペースが1つのタブに限定しているので、まず多数の情報を関連性無く(後で読みたいウェブサイトのURLを一時保存するなど、思いつくままに)集めて置く事ができず、テーマをある程度固めた上で収集ウェブサイトを絞り、写真・テキストを取り込んでくるのが良い様に思います。
開発サイドからすると、共有ポケットにドンドン登録して欲しいという思いがあるのでしょうが、共有ポケットに登録するのはある程度まとめてからにしたい。寧ろ、マイポケットをタブ毎に分類して蓄積できるようにし、適当なタイミングで共有化できるスペックにしてもらいたい。
また、既に集められている共有情報も「共有ポケット一覧」のタブで、他の人が登録した分も検索・表示できると活用の範囲が広がるでしょう。
正式なサービスとして開始できるようになる事を期待したい。