2011年09月07日

Gmailのオフライン利用を、HTML5ベースの「Gmail Offline」アプリで復活


公式Gmailブログによると、Gmailをオフラインでも利用できるようにする「Gmail Offline」を公開しました。

こちらでGmailのオフライン機能実現を紹介していますが、この時は、「Labs」開発サービスとしてでした。その後2009年12月に正式サポートになりましたが、Webアプリのオフライン化を可能にする拡張機能「Gears」をHTML5などのWeb標準に移行し、Gearsの開発は終了すると2010年2月に発表していました。今回、HTML5で作成したアプリ「Gmail Offline」としてオフライン機能を復活しました。



まず、ブラウザGoogle Chrome(最新14.0.835.157 betaで確認)でHTML5で作成したアプリ「Gmail Offline」(無料)をインストールします。その為に「chrome web store」のこちらから「Add to Chrome」をクリックします。その際、Googleサービスにログオンできていなかった場合、ログイン後に再度「Add to Chrome」をクリックします。






Chromeの新しいタブを開いてGmailのオフラインアイコン(こちらを参照)をクリックすると、メール一覧のページになります(こちらを参照)。







左上の「メニュー」をクリックすると、このようにトレイの一覧が分るようになります。






オフラインの状態でもこちらのフォームでメールの作成(と送信指示まで)はできます。ネットワークと繋がると自動的に発信されますし、新たに届いたメールも受信できます(こちらを参照)。







そう、ネットワークに繋がっているかどうかを意識する必要がありません。常にこのメールタブを使っていればいい事になります。添付ファイルについては(オンラインであれば)Googleクラウド印刷が利用できます。但し、メール内のあるURLをクリックすると、オフラインの場合(当然・・・!?)アクセスできません。



2点の注意があります。

一つはローカルにメールデータが残される事。初めてこのメールオフラインサービスを使う時にこのような画面になります。




ローカルのメールデータを削除する方法はこちら(英語)を参照。


二つ目はローカルとクラウドのメール同期が一部の約500メールになっている事で、重要と思われるメールをGoogleサービス側の判断基準によって優先的に取り込むようになっています。通常の利用の範囲では問題が発生しないと思われますが・・・・・

詳しくはこちら(英語)を参照。



尚、他のブラウザについても(HTML5の必要機能が搭載されれば・・・)実現する意思はあるようです。


 
posted by 鎌倉太郎 at 11:10| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用 | 更新情報をチェックする
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