2011年07月03日
「Google Takeout」を使うとGoogleサイトに登録した情報が容易に取り出せる
グーグル社Data Liberation公式ブログによると、「Google Takeout」を使うと容易にGoogleサイトに登録した情報を取り出せるようになりました。
実際にGoogle IDで「Google Takeout」にログインし、こちらからダウンロードしてみました。
取り出せるのは限定されますが、今後も範囲を拡大する意志をもっているようです。「Contacts and Circles」という「Google Plus」対応の情報も含まれていますが、これまでのGoogle IDで登録した情報は取り出せます。
こちらのように範囲を限定して取り出す事もできます。
ダウンロードした取り出しデータは、マイドキュメントのダウンロードフォルダにファイル名「"Google ID"-backup.zip」でzip形式になります。Picasa写真はアルバム毎にフォルダに分かれ、buzzは投稿記事毎にhtmlファイル(画像を含む)になり、プロフィールは.json形式のファイル(こちらを参照)になります。
Picasaに登録した写真は、サイトでのファイル属性情報のままでダウンロードされます。
buzzの投稿記事の1つのhtmlを表示したのがこちらですが、Gmailでbuzzを表示するとこのようになります。
プロフィールデータには、ID、表示名、プロフィールURL、プロフィール画像URL、メールアドレス、プロフィール画像のサムネイルURLなどが含まれます(パスワードは入っていないようです)。
「Contacts and Circles」でダウンロードされる情報にどのようなものがあるのか分りませんが、ダウンロードした情報が個人PCからウィルスなどで流出した場合の影響が心配されます。個人で「Contacts and Circles」のデータを保管する場合は、暗号化をしておく必要がありそう。「Google Plus」を利用できる人がいたら教えて欲しい・・・・
個人だけのデータであれば、被害の範囲も限定されますが、「お友達」のデータまで取り出せる場合は影響範囲が広くなる可能性があります。
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