Evernote公式ブログによると、デスクトップ版Evernoteが更に便利な機能を追加してくれました。
まず第1が、ノートリンクの作成。個々のノートへ別のノートからリンクを張る事ができます。
実際に単独又は複数(ShiftキーorCTLキーを押下しながらクリック選択)のノートを選択し、右クリックメニューで「ノートリンクをコピー」を選択します(こちらを参照)。
この時点でクリップボードにノートリンク(のリスト)がコピーされているので、別のノートにペーストします(こちらを参照)。
貼り付けられたノートリンクをクリックすると、対応のノートを表示しますが、その際にShiftキーを押下しながらクリックすと、別のウィンドーで表示されます。
ノートリンクを使って表示したノートの内容は更新する事ができ(、原本のノートが更新され)ます。
この機能によって、別のノートブックにあるノートに、複数ノートのまとめリストを作る事ができます。
このノート間のノートリンクは、(同期が完了していれば)ウェブブラウザー上のEvernoteでもそのまま使えますので、外出先でまとめノートから効率良く複数のノートを参照・更新できます(こちらを参照)。
第2はノートのコピー機能によって、ノートのテンプレートができます。
実際に、特定のノートに対して右クリックメニューで「ノートをコピー」をクリックし、コピー先のノートブックを選択します。最初は「デフォルトのノートブック」と指定したノートブックだけですが、ノートブック一覧の下にある「ノートブック」をクリックすると、設定済みのノートブックから選択できます(こちらを参照。次回の同じ操作の時には一覧に入っている)。
コピーしたノートをテンプレートとして編集しておけば、同じ形式のノートを作る際に便利です。設定済みノートブックを指定するウィンドーでの指定により(こちらを参照)、コピーする際にタグを引継ぐ等の指定もできます。
第3はノートのサマリービューでテキストと画像を認識して、画像をサムネイル表示するようになりました(こちらを参照)。
第4はノート表示内容の閲覧履歴における「戻る」(←)・「進む」(→)ボタンの追加がありました。これはノートの削除などの操作を「元に戻す」という意味はありませんので注意。
これらのうち、第1のノートリンクは現状はノート間だけですが、今後他のアプリケーションとの重要なインターフェースになる可能性があります。
ラベル:EverNote