2011年06月03日

北欧3カ国の旅 - スウェーデン・ストックホルム市庁舎【再改訂】


スウェーデンのストックホルム空港に降りて、最初に向かったのがストックホルム市庁舎。と言っても普通の市庁舎ではなく、ノーベル賞授賞祝賀晩餐会が開かれる場所と言われれば納得するはず。





ストックホルム・アーランダー国際空港到着予定が14:00で、市庁舎見学の受付締切りが15:30との事。飛行機が予定通り到着しても、空港からコペンハーゲン中心部の市庁舎に着くまでの時間を考慮すると、ガイドが急がせる程のタイトな企画スケジュールなのに、飛行機の到着が30分遅れ、入国審査にも時間が掛かり、全員諦めていました。しかし、現地ガイドが市庁舎側と掛け合って了解を取ってくれ、入館を認めてもらって見学が実現しました。





1911~1923年にかけて建てられた、北欧中世風のデザインで宮殿を思わせると言う説明も、ノーベル賞絡みという方の印象が強く、余り頭に残らないようです・・・



市庁舎のノーベル賞受賞祝賀晩餐会・舞踏会に関する部分の配置を示したのがこちら



③の階段下に広がる大広間が晩餐会を開催する「青の広間(ブルーホール)」(こちら)。



これでは華麗な晩餐会のイメージが湧きませんので、こちらも合わせて見てください。



参列者が着席している中、王家の人々や受賞者などが右のテラスから階段伝いに降りてきて、中央のテーブルに着席するのだそうです。



ガイドブックでは「ブルーホールの大広間」と紹介されていたのですが、実際の内装は赤レンガの壁面で、「青い広間」ではありませんでした。天井までの3フロアが吹き抜けになっていて、高窓からの採光効果もあって素晴らしいホールでした(この「青の広間」は普段でも式典やコンサートに使われるそうです)。


階段の中程に演壇があります。




上掲の図の④が「黄金の間」(こちらを参照)で、1900万枚の金箔モザイクで飾られた壁面になっています(こちらを参照)。ここが舞踏会で使われるのだそうです。








上掲の図の①が、晩餐会の後で国王が受賞者と改めてレセプションを行う広間(「王子のギャラリー」。こちらを参照)。





今回は見学コースに入っていませんが、ノーベル賞の授賞式自体は近くのストックホルム・コンサートホールで行われるそうで、これらを含めノーベル賞に関する(平和賞以外の)ストックホルムでのセレモニー関連情報をこちらにまとめました。




市庁舎ですから同じ2階には議場があります(こちらを参照)。



天井はバイキング風の造りになっていました(こちらを参照)。





続いて王宮などのある旧市街地を見学しましたが、次回に。



【改訂】 2022年08月21日 17:40 画像の差替え、記述の一部抹消
              2019年05月24日 10:00 画像表示方式の変更



ラベル:北欧
posted by 鎌倉太郎 at 17:30| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-北欧諸国 | 更新情報をチェックする
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