Google Docs公式ブログによると、Googleドキュメントのスプレッドシートにピボットテーブル(pivot tables)機能を追加しました。
- Summarize your data with pivot tables【2011/5/17】
MSのExcelでは標準になっている機能ですが、実現の程度は別にして兎に角使ってみました。
まず用意した単純なテーブルがこちら。
仮想のチーム(a、b、c)が、何らかの対戦相手と競技した得点をリストしています。
このテーブルの表示状態でメニューの「データ」→「ピボット テーブル レポート」とし、行方向(縦方向)フィールドのグループ化に「チーム」を選択、値フィールドとして得点を合計で表示する指定をした所がこちら。
各チームの得点の合計をしたテーブルになっています。
もう一つのテーブル(こちら)は日本プロ野球・セリーグの2011年4月の戦績をリストしています(こちらからデータを借用)。「チーム」が「対戦チーム」から獲た得点をリストしています。対戦チームが直ぐ上(or直ぐ下)にリストしてあります。
今回の場合はC・D・E列のデータ域を選択した上でメニューの「データ」→「ピボット テーブル レポート」とし、こちらのようにピボットテーブルの指定をしました。
行方向(縦方向)にある「ヤクルト」は、1試合平均3.9点を取り3.1点を失っていることになります。一方、「横浜」は3.9点を得点していますが4.7点を失点している事になります。現時点でヤクルトが首位、横浜が最下位という状態がうなずけるデータという事になります。
この表からは対戦相手毎の得失点も分ります。
こんな簡単な操作で色々なデータ分析がGoogleドキュメント上でもできるようになった訳です。
このスプレッドシートはこちらから実際に見る事ができます。