2010年11月11日

Windows Liveで通信を全てHTTPS暗号化するオプションの設定が可能に


公式ブログによると、Windows Live(Hotmail、SkyDrive、Photos、Docs、Devicesのページを含む)へのアクセスを、全てHTTPS暗号化するオプションを設定したとの事。

設定にはこちら(https://account.live.com/ManageSSL)にアクセスし、Windows Live IDでログインしてこのページ(どこから?→「アカウントの概要」→「HTTPSで接続」)で「HTTPS を自動的に使用する」にチェックをします。




但し、HTTPSオプション指定ページの注意にもある通り、「HTTPSを有効にすると、Web上でHotmailを使用できますが、次のプログラムからHotmailにアクセスしようとすると、エラーが発生します」との事です。
  • Outlook Hotmail Connector
  • Windows Liveメール
  • Windows Mobile及びNokia用Windows Liveアプリケーション


しかし、HTTPS暗号化オプションを指定した場合(日本語版)、上部メニューによるカレンダーへの遷移ができません(「接続の安全性を確認できません」というメッセージ。HTTPSオプションを外すと遷移する)。これはバグという事ではないと思いますが・・・・移行作業中の一時的な現象でしょうか?

もう一点は、2つの異種のブラウザでWindows Liveにアクセスする場合、HTTPS暗号化オプションを指定した状態ではHotmail自体への遷移もできません(「この Web サイトのセキュリティ証明書には問題があります」というメッセージ)ので、ブラウザ複数立上げの運用として注意が必要でしょう(同一種であれば可能)。想像するに、HotmailシステムとWindows Live(Hotmail以外)システムは別のセキュリティ管理をしているという事でしょうか。



GoogleではDocs、Calendar、Gmailなどで既にHTTPS暗号化がされていますが、写真(Picasa)では未だできていませんので、Windows Liveが逆に少し進んだ事になるのでしょう。

自宅でのユーザ活動にも企業向けを志向するGoogleサービスやWindows Liveには必須の機能との判断でしょうが、個人的には企業内の情報でHTTPS暗号化するほどの情報を、クラウドやネットワークにアップロードor伝送する勇気はありません(それに、注目される情報も持っていません・・・・)が、気分としてはやはり有効なセキュリティは掛けておこうと思っています。


 
ラベル:Windows Live
posted by 鎌倉太郎 at 01:37| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用-OneDrive | 更新情報をチェックする
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