公式ブログによると、「Evernote 4 for Windows」の日本語版が公開されました。「Evernote 4.0」では一から作り直して、高速化やメモリー使用量の半減と共に、UIのシンプル化やクリッピング機能を大幅にアップグレードを図ったとの事。
- Evernote 4 for Windowsが完成しました!【2010/10/27】
こちらからダウンロードできます(既に「Evernote 3.5」をインストールしている場合、アップグレードになります)。
本ブログではここで「Evernote 3.5 for Windows」(以下では「for Windows」を省略)を紹介しています。
まず、公式ブログでいう高速化やメモリー使用量の半減は、具体的に評価できるツールを持たないので分りませんが、直感的に立ち上がりがとても早くなったように感じられます。
UIのシンプル化については、下のPCアプリの「Evernote 3.5」(厳密には3.5.2。以下同様)と4.0の画面を比べれば明らかで、画面全体での情報利用スペースやノートでのスペースなどが増えているのが分ります。
PCアプリの「Evernote 3.5」の画面(こちらを参照)
PCアプリの「Evernote 4.0」の画面
「Evernote 4.0」は今後の機能追加のベースとするのが目的との事ですが、その他にも改善点があるようです。
「Evernote 3.5」の「ウェブクリップ」についてここで投稿していますが、そこで指摘している、
- 「Print Screen」キー機能のWindowsの「Print Screen」キー機能との混同
については、「Evernote 4.0」上では「Win+Print Screen」になって、Windowsとの混乱の回避をするように改善されています。 - 取り込んだページ(部分)の付属情報(URL、ページタイトルなど)を追加する為に、「Evernote 3.5」では別に1つの「ノート」ウインドーでの入力ステップを踏みますが、「Evernote 4.0」では直接登録をしてしまい、必要により情報を追加・更新する事でステップの省略が図られています。しかし、併せて自動的に「ノート」に取り込んだページ(部分)の付属情報も自動で付加する事はできないようです。
- 「全てのノート」での表示でも、「Evernote 4.0」ではゴミ箱のノートの表示が出る事はなくなったようです。
ラベル:EverNote